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ローラーでの屋根塗装について!メリット・デメリットを解説
屋根塗装のローラーは、種類によって特徴や用途が異なります。
適切なローラーを選ばないと、仕上がりが悪くなったり、作業効率が低下したりする可能性も。
この記事では、屋根塗装に最適なローラーの種類やメリット・デメリットを解説します。
□屋根塗装ローラーの種類
屋根塗装に最適なローラーは、大きく分けて「羊毛ローラー」と「砂骨ローラー」の2種類があります。
1: 羊毛ローラー
羊毛ローラーは、羊の毛のようにやわらかい繊維で出来たローラーです。
マイクロファイバーを使用した、マイクロファイバーローラーも同様です。
羊毛ローラーは、塗料の含みが良く、なめらかな仕上がりが得られます。
また、既存の塗膜を傷つけにくいため、重ね塗りにも適しています。
2: 羊毛ローラーの種類
羊毛ローラーは、毛の長さによって、短毛、中毛、長毛の3種類に分けられます。
・短毛ローラー
短毛ローラーは、毛の長さが5mm前後と短く、平滑な面を塗りやすいローラーです。
目地などのへこんだ部分を塗りたくない場合にも最適です。
・中毛ローラー
中毛ローラーは、毛の長さが13mm前後と短毛と長毛の中間で、様々な場所に使用できます。
短毛では濡れない凸凹のある面には、中毛ローラーがおすすめです。
・長毛ローラー
長毛ローラーは、毛の長さが20mm以上と長く、凸凹の激しい面に最適です。
タイルの溝を塗りたい場合などにも使用できます。
3: 砂骨ローラー
砂骨ローラーは、たくさんの空洞が中にあることで、塗料をたくさん吸い上げる事ができるローラーです。
砂骨ローラーは、塗料を厚く塗りたい時や、粘度が高い塗料を塗る時に使用されます。
羊毛ローラーと使い分けると、より効果的に塗装できます。
□屋根塗装ローラーのメリット・デメリット
ローラー塗装には、様々なメリットとデメリットがあります。
それぞれのメリットとデメリットを理解することで、自分のニーズに合った塗装方法を選択できます。
*ローラー塗装のメリット
ローラー塗装のメリットは、以下の3つです。
1: 飛散が少ない
ローラー塗装は、吹き付け塗装と比べて飛散が少ないのが特徴です。
そのため、塗料を無駄づかいする心配がなく、効率的に塗装できます。
2: 厚塗りができる
ローラーで何度も塗ることで、厚塗りができます。
外壁にでこぼこがあっても、ローラーで塗ることができるので、厚塗りをしたい場合にもおすすめです。
3: でこぼこの外壁でも対応できる
ローラーは、凹凸のある面に沿って塗ることができるので、でこぼこの外壁にも対応できます。
吹き付け塗装では難しい、複雑な形状の壁にも塗ることができます。
*ローラー塗装のデメリット
ローラー塗装のデメリットは、以下の3つです。
1: 施工時間がかかる
ローラーを転がしながら塗るため、どうしても施工時間がかかってしまいます。
早く仕上げたい方には不向きな方法です。
2: 選択できる模様が少ない
ローラーだと選択できる模様の種類が限られています。
吹き付け塗装のように、様々な模様を表現することはできません。
3: ムラができる可能性がある
ローラーの塗り方によっては、ムラができる可能性があります。
均一に塗るには、ある程度の技術が必要です。
□まとめ
この記事では、屋根塗装に最適なローラーの種類やメリット・デメリットについて解説しました。
ローラーの種類は、羊毛ローラーと砂骨ローラーの2種類があり、それぞれに特徴があります。
自分のニーズに合わせて、適切なローラーを選び、安全に、綺麗に、そして効率的に屋根塗装を行いましょう。